CORSAIR 1000D Part5 ラジエーター設置

超大型PCケース CORSAIR Obsidian 1000D Part5 ラジエーター設置
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公式:Obsidian Series 1000D Premium Super-Tower PC Case | CORSAIR

今回はラジエーター設置関連を記述。

■ ラジエーターの設置 初期状態

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・フロント 120mmファンを最大4つ=480ラジエーターを2つ
・トップ 140mmファンを最大3つ=420ラジエーターを1つ
・リア 120mmファンを最大2つ=240ラジエーターを1つ

でもこの公式の画像自体が、おかしいと気づくのは購入後です。

■ ラジエーターの設置 オプションパーツ使用
公式サイトを見ると
オプションのトレイ(別売)を使用することで、以下の構成で使用可能です。

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「最大18個のファンマウントと最大4つの480mmラジエーターを同時に設置できます」
・フロント 120mmファンを最大4つ=480のラジエーターを2つ
・トップ 120mmファンを最大4つ=480ラジエーターを2つ
・リア 120mmファンを最大2つ=240ラジエーターを1つ

ここ重要「最大18個のファン」
・フロントとトップも片面ファン?
・フロントとトップも両面だと34個
・でも上記画像だと24個搭載してます

2019/02現在
オプションのトレイはメーカー取り寄せ?と価格も不明です。
代理店のページには記述なし=トレイが売って無いからかな。

■ ファンマウント

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フロントとトップのファンマウントは、スライド式のトレイに固定。
トレイ自体は取り外し可能で、メンテナンス性は大幅向上。
しかしスライド時=チューブ・各種ケーブルを長めにするか一時外す必要がある。
チューブを外す=シャットオフバルブなど、止水パーツがないと使いづらい。

トレイの取り外し方が分かりづらいので記述
上下(左右)のスライド部に矢印のシールがあるのでその方向へストッパーを押すだけ

■ フロントに480ラジエーターを2本設置
使用480ラジエータ
・「Hardware Labs Black Ice GTX 480」
・「Hardware Labs Black Ice SR-1」

1本目 正常に取り付け可能 ファンマウントトレイが取り外し可能と便利
2本目 Orz ネジ穴が合わないと予定外の問題が発生

注意事項
「フロントに幅の広いラジエーターは2つ設置できない」

共に「幅133mm」ですが2つ設置できません。
動画等見てもHardware Labsのラジエーターを、使ってる人がいないわけですね。
公式サイトで設置可能ラジエーター サイズとか書いて欲しかった ある?
この可能性があることには気づいていたが、目測で大丈夫だろうと…。
上の画像を今見ると…ファンのネジ穴の間隔が狭い…

強引に以下の方法で取り付けました。 ※自己責任

「片方のラジエーターはネジ固定ではなく、結束バンドで止める」

結束バンドで外側はネジ穴同士を止める 内側はファン同士を止めると
たつき無く固定することが出来ました。
しかし強引に設置=若干サイズオーバーの為
・ファンケーブル等を収納するスペースを圧迫
・サイドパネルがギリギリでマグネットで止まる程度
 ※マグネットは百均等の丸い超強力マグネットで補強がオススメ

ファンケーブル等を収納するスペースがこの後別の問題へ。

現在は上記方法とは一部異なる固定をしています 別の問題が発生した為です。
フロントに480ラジエーター×2で使用しています。
これは下記参照

■ 公式画像がおかしい… ※ラジエーター関連で報告しておきたい
以下は公式サイトの画像です。
だがこれは一部誤りと実際とは異なります。
※確定ではないがそうなんだろうと思う

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初期状態ではトップには140mmファンのみ1-3つ設置可能
でもこの画像120mmファン3つ設置しています。
正確には120mmファンを4つ設置可能なトレイ(オプション品)に
左から3つ設置していると思います。

初期状態のトップトレイはこれ

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フロントとトップのトレイの端は直ぐ近くと画像の通りにはならない。

トレイに強引にネジ穴を空けて、120mmファンを左から3つ付けたという
可能性もありますが、それは公式の画像としては駄目じゃないかな?

実際にトップに420ラジエーターを設置するとこうなる。
※わかりやすいように同じ画像で加工

後 140mmファン×3 初期状態ではこうなる

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改造なしではフロント・トップ共にこの厚さのラジエーターで
両面ファンは干渉(緑枠部分)と設置することは難しい(できない?)。

公式サイトより
>> 最大4つの480mm ラジエーターを同時に設置できます
確かに薄いラジエーター+片面ファンなら同時に出来るかな。

■ 実際に設置してみた
この問題が分からずに420ラジエーター(厚さ54mm)を購入しました。

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今なら確実に半額で厚さも半分の奴を買えば良かった思う。

借り合わせしてみた
・フロント 55mm厚 480ラジエーター+CORSAIRのファンを両面
・トップ 55mm厚 420ラジエーター+CORSAIRのファンを片面
このままでは100%取り付けることはできないと絶望へ
トップも両面ファンだと200%無理 以下は片面ファンの場合
・トップの右端のファンを取り外せばギリギリ入る=280ラジエーターで十分
 入ってもここからフィッティングとかチューブ接続できるか?
 トップのラジエーターのフィッティングを左側から出せばいいか?
 見た目も悪くなるとそこまでしてという感じかなぁ
・力技ならトップのラジエーターを左へ数cm移動可能 力技=ネジ穴を空ける
 でもこれでも根本的な解決策にはならない

解決策
・トップのラジエーターを30mmの薄いタイプに買い換え
・トップのラジエーターは不要とファンのみを設置 何も無いと寂しい
・トップのラジエーターを280に買い換え

■ 駄目なのか?
現状でどうにか設置できないのか?
・トップとフロント共に厚いラジエーターを使う
・トップには140mmの3連ファンを使用

強引にどうにか組めました

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緑のライン:通常のフロントのラジエーター+ファンの固定ネジ穴
 スライドトレイに前面のファンのみを固定
青のライン:緑のラインで固定せずラジエーターと背面ファンを下降させた位置
約5cmラジエーター等の位置を落としました。

※先に記述 未完成とチューブレイアウトなどは最後に調整とそこはスルー

・緑のラインで固定するとギリギリ入るがフロントのフィッティング等が取付できない
・青のラインまで下降させることでフロントのフィッティングも取付可能
・下降させる=ラジエーターの固定はトレイを使用していない状態=スライド非対応
・設置自体はできたがトップとフロントのラジエーターは繋いでない
 トップのラジエーターは飾り(見た目だけ)と水冷に組み込んでいない
 当初から冷却能力も足りているのでこの予定です
 見た目に更に2万円を出費と出費合計が14万円を越えた…

見た目にもトップにはラジエーターとファンがあった方が、格好いいかな(好みの問題)

個人的結論:トップ関連は後回しと取りあえず組んで、後から決めた方がいい

購入前に海外の公式フォーラムも見た方がいいと今は思っています。

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